テレワーク需要を取り込める企業を厳選
みなさんこんにちは!
エイチエムです。
昨日から新年度となり、本来でしたら心機一転ということでしたが、コロナの大流行により、自宅待機をせざるを得ない状況が続いていますね。
そんな中、市場では遠隔診療、テレワーク、マスク、人工呼吸器関連に日替わりで資金がいっています。たまにと言いますか、結構な割合で全然関係ないじゃんというところも上げているので、資金が迷子になっている状況とも言えます。
そんな中、上がる、下がるは置いておきまして、確実にテレワークの重要を取り込め、業績に反映すると私が考える企業をいくつかご紹介いたします。
最初にご紹介するのはサイボウズです。国産グループウェアとしては最も有名なサービス「サイボウズオフィス」「ガルーン」を提供しています。テレワークの実現においては、グループウェアは欠かせません。情報共有の基盤がなければ、テレワークの実現は不可能です。
私が前職でクラウドツールを売っていたときは、地方の中小企業の大半がサイボウズオフィスを導入していました。ベンチャーやスタートアップはGsuiteを使っていて、比較的大手になりますとOffice365のユーザーが多かったイメージです。
今回のコロナをきっかけに、首都圏から地方にテレワークの流れは向かうことは確実なので、地方での認知度が高い、サイボウズはビジネスチャンスだと思います。
パートナーのダイワボウや大塚商会辺りがごりごり顧客を獲得してくるかと思いますので、今後の業績は結構楽しみです。
そして国産グループウェアで欠かせないのが、ネオジャパンが提供するデスクネッツです。もうデスクネッツとサイボウズがツートップですね。
実際にサイボウズオフィスを使っていない残りの中小企業は、ほとんどがデスクネッツを入れていました。
デスクネッツもサイボウズオフィスも機能に大きな違いはありませんが、価格が安いのはデスクネッツです。機能にそこまで大きな違いはないので、正直デスクネッツの方がコストパフォーマンスは高いと個人的に思います。
ただ、ネオジャパンは市場での知名度が低いので、中々資金は来にくいかなと思いますが、テレワークのど真ん中と言っても過言ではありません。
セールスフォース(以下:SFDC)やAWSといったクラウドサービスの導入支援をメインに行っている企業です。SFDCと連携できるグループウェアmitocoというサービスも提供しており、テレワーク関連企業のど真ん中とも言えます。セールスフォースはSFAと言われるクラウド型の営業支援ツールで世界で最も使われているサービスです。営業支援ツールとは言いつつも、様々なサービスと連携ができ、1つのプラットフォームになっています。AppExchange上では、業務支援に関してあらゆるアプリケーションが展開されているため、連携によって実現できないことはまずありません。
営業はSFDCで管理し、グループウェアは別の会社のサービスという形になりますと、管理や入力に負荷がかかるため、SFDCと連携ができるmitocoの需要は高いでしょう。
日本主要企業の大半はSFDCユーザーなので、グループウェアは他社のものを使っている、あるいは何も使っていないという企業は、mitocoの導入を検討していくのではないかと思います。
こちらは国産チャットツールの雄、チャットワークです。昨年上場し話題にもなりましたよね!提供しているサービスは名前の通りチャットツールです。ラインみたいなものですね。
チャットツールと言いますと、最近はスラックかチャットワークの2択かもしれませんね。グループウェアを導入していない会社で社内コミュニケーションを円滑にしたい、または社外とのコミュニケーションコストを下げたいという人向けのツールです。
チャットの方が時系列で追えますし、メールよりもはるかに楽なので最近はチャットでのやり取りが主流になりつつあるように思えます。ちなみに私は社内はスラック、社外はチャットワークで連絡のやり取りをしています。
チャットワークの営業戦略ですが、昨年からは介護事業所向けへのセールスを強化していますね。セミナーやウェビナー等の自社イベントにも力を入れています。(あまり詳しいことを書きますと身バレの危険がありますのでこの辺にしておきます。)
そして、意外と知られていないのがチャットワークとスラックは競合ではありません。狙っているターゲット層が全く違うので、実際に比較検討されることは少ないみたいです。
仮想デスクトップの導入支援サービスを提供する両社です。2大サービスのVmwareとCitrixの正規代理店でもあり、テレワーク関連の本命中の本命です。
テレワークはWeb会議ができればめでたし、めでたしではありません。自宅にいながらも会社にいる時と同じ業務ができませんと意味がありません。家にいながらもセキュリティが担保された形で社内システムにアクセスでき仕事ができる環境が必須となります。
仮想デスクトップの仕組みや必要性についてはCitrix社HPに分かりやすくまとめてありますので、こちらを参照いただければと思います。
ということで、あえてブイキューブのことはスルーしましたが、上記の6社は本命といってよいかと思います。結構ベタな感じにはなっていますが、私が注目している企業でした。
それではまた明日!