9月のIPOをゆるく見てみたpart1
みなさんこんにちは!
エイチエムです。
8月ももう終盤なので、このタイミングで9月の新規IPOをさらっと見てみようと思います。IPOは企業の財務なんて関係なく、ノリと勢いで値段が決まるためスルーします。
とりあえずは、事業内容と将来性が熱いかどうか、僕の経験と勘でゆるく書いていこうと思います。
ここ上場すること知りませんでした。きのこ類には詳しくないので、妻に聞いてみました!
(一応妻が元新潟県民なので、参考になるかと期待もしながら聞きました)
HM:雪国まいたけってどう思う?
妻:有名、大きい、高速道路から工場が見える
以上
とても参考になる意見が聞けました!
トヨクモは、元はサイボウズの子会社でしたが、2010年に分社化をしました。
メイン事業は、キントーン連携サービスと安否確認サービスの2本柱の会社です。キントーンの標準機能だけではカバーしきれない範囲をカバーするソリューションを様々提供しています。
キントーンとの連携で初めて使えるサービスなので、キントーンユーザーがメインの顧客となります。ではこのキントーンってなんぞやって感じですが、自社で必要とする業務システムをカスタマイズできるビジネスアプリサービスです。
ノンプログラミングで基本ドラック&ドロップで自由にアプリが作れます。一見簡単そうですが、業務システムレベルとして使うためにはきちんと設計しなくてはいけないので、結構難しいです。普通にエンジニアじゃないと厳しいです。
キントーンの標準アプリはめっちゃありますが、中々自社のやりたいことを全て実現というのは難しいです。そうした少し手が届かない領域をトヨクモさんがカバーするといったイメージですね。
もう1つは安否確認サービスです。この安否確認サービスですが、災害時に社員や社員の家族の安否状況を確認し、共有・把握できるシステムズです。学校や自治体などの公共団体ですと馴染みがありますが、民間企業でも大手では結構導入されています。
国内での競合はざっと40社近くはいますが、トヨクモのサービスは比較的安価で導入ハードルは低そうですね。知名度もトップ5以内に入りますので、コンペには毎回名前が上がるのではないでしょうか。
今流行りのSaasということで、初値はかなり高くなりそうですね。ただ急激な成長性はなさそうです。安定して毎年コツコツ売上を積み上げていくと思います。
グラフィコは、一般用医薬品(OTC)、化粧品、健康食品、日用雑貨の企画、製造、販売をしている会社です。
自社で製造した商品は、全国のドラッグストア等で販売をしています。個人的には、アミファと少し似ている印象です。被っているのは、雑貨・日用品だけですがファブレスメーカーという点やターゲット層が似ています。
またグラフィコは、自社でECサイトを持っており、ネットでの販売も行っています。流入数はさほど多くはありませんが、今後増える可能性は十分あります。
展開ブランドを見ますと、酸素系漂白剤で有名なオキシクリーンを展開していました。私も知っているくらいなので、女性にはかなり知名度が高いと思います。
急成長は期待できませんが、売上は安定していると思います。ただ、アミファの動きを見ますと、右肩上がりでの株価上昇は期待しにくいように思いますので、高値で掴むときついと思います。
同日にトヨクモが上場しますので、資金もさほど集まらないと見ています。IPOバブルが9月下旬まで続いたとしても、その流れに乗ることは難しいでしょう。
9月上場予定6社のうちまずは3社についてご紹介いたしました。狙うならトヨクモです。
ということで続きはまた明日!