水準訂正が狙える企業【証券コード3306】
みなさんこんにちは!
エイチエムです。
今日は個人的に注目していきたい個別銘柄についてご紹介いたします。個別銘柄についてガッツリ書くことに否定的な人もいますので、万人受けはしないかもしれませんが、ブログのコンテンツとして、個別銘柄にもがっつり焦点を充てた方が面白いと思い、再開することにしました。
前置きが長くなりましたが、今日紹介したいのは、日本製麻という企業です。恐らく名前を聞いてポカーンとしている方も多いかもしれません。
事業内容は、主に下記の3つを展開している企業です。
それぞれの事業内容については、リンクから遷移頂ければと思います。
前回の決算では、食品事業が大きく伸び、他の事業をカバーした形になりましたが、足を引っ張ていたマット事業をトントンに抑えられたのはでかいですね。
生産体制の効率化、コスト削減、生産拠点の見直しを継続して図っているということでした。ということで、前期では赤だった事業を、コロナ渦の厳しい中トントンにし、今後伸ばしていきたい食品事業で大きく利益を出せたのはポジティブでした。
今では売上構成比の5割近くはこの食品事業となっています。1Qについては、コロナの影響による巣籠り需要を取り込めた点が大きいですが、ツイッターやインスタを活用したSNS戦略に力を入れ出したことは良い点ですね!
緊急事態宣言による飲食店の休業要請の影響で、飲食店向けの販売量は減りましたが、それを量販店向けの販売でカバーできたということです。新規の取引先が増えたというのは、今後安定した利益に繋がると思います。
コロナの終息が見えない中、個人の内食需要は、一定水準を維持し続けると思います。ボルカノパスタというのは、通常の麺より太麺でもちもちした食感という特徴があるようです。(私も近々食べてみます。)
今はAmazon、楽天、ヤフーショッピングをメインにネット通販でも販売していますので、自分の舌で味については確認してみます。口コミについては、中々良い感じでした。
また、食品事業部ですが、パスタだけでなく、レトルト製品も多数展開をしており、内食需要はますます追い風かと思います。
ただ、余りにも地味過ぎると言いますか、知名度が無さすぎる為、先日の決算は好調な数字を出したにも関わらず無風でした。これでもかというくらい無風でした…
時価総額10億ちょっとの会社が1Qだけで、純利6900万は立派な数値だと個人的には思います。また、チャートを見ましても、コロナ前の水準すら戻っておらず、忘れ去られた銘柄となっていますので、きっかけ次第で、水準訂正はしてくるだろうと思っています。
浮動株が多めに見えますが、発行株数自体180万株程度と少ないので、大きな懸念点にはならないと思います。8月17日は、5万株程の出来高で6%上昇しました。時価総額が低い分、爆発力はありそうですね。
過去に大きな上昇はなく、上値もそんなに重くはありませんので、340付近を明確に突き抜けてくれば、400円、450円が狙えると思います。ただ、板がかなり薄い分値動きは激しくなると思いますが、あくまで水準訂正の段階なので、上目線はしばらく続くでしょう。
市場に認知されるタイミングがいつ来るかというだけなので、違和感を持った人、存在に気付いた人からどれだけ初動で集められるかがポイントです。
ということで、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!