今がどん底期待のAIベンチャー_バリューネックスとは
みなさんこんにちは!
エイチエムです。
今日は久しぶりに、個別銘柄について1つ取り上げようと思います。この銘柄ですが、私が参加をしているタコ先生のレースで出走しようかどうか悩んでいた銘柄です。
(1度タコ先生にも送信し、取り消しましたww)
正直、大半の人は先日の下方修正について目がいき、1600~2000円台で安定していた状況から一気に1200を割るラインまで叩き売られました。
当然コロナの影響で、セミナーイベントが出来ないことや、営業活動に遅れが生じたことで、売上が伸びなかったという点はあります。
では、どこにそんなにお金がかかっていて、黒字化ができないのかということですが、要因は人件費です。6割近くは、人件費にかかっています。
基本ベンチャー企業の赤字の理由は、開発コストと人件費なので、まあそんなものかという感じです。
では、きちんとこのお金が効率的に使われているのかという点が気になりますよね。
私がIRに聞いたところ、リードの獲得数、受注数を増やすために、営業人員の強化を行っており、かつ業界歴が長く、業界に知見がある優秀な営業を獲得できたということでした。
そして、ようやく売上9億、10億(修正前の今期の想定)をあげるために、必要な人員体制が整ったという事でした。
そして、今回この会社は今後期待できるなと思った理由としては、スタンフォード大学院の院生を2名正社員として本採用できたということでした。
元々はインターンで働いていた学生ですが、6月に本採用が出来たということを証券リサーチによる「ホリスティック企業レポート」の内容で知り、これについてIRにも確認を取りました。
これは正社員としての採用なのか、本当にスタンフォードの学生なのかと
そしたら、認識通りでしたので、このレベルの人材を社員として採用できたのはめちゃくちゃポジティブなことなので、迷わず将来くるなと思いました。
何故、スタンフォードの院生が超有名企業に行かず、VALUENEXでインターンをしていたかと言いますと、スタンフォードコンサルティングというスタンフォード大学所属の団体と提携をし、そこで人材の交流やOBたちとのコネクションを作っていけるようになり、このような流れとなりました。
社長自身も年の半分近くは米国にいるということなので、しっかり米国子会社ともコミュニケーションが取れているということが分かりました。
VALUENEXとしては、米国での成功パターンを日本に逆輸入し、展開していくということなので、パイの大きい米国でのビジネス成功は欠かせません。
その一歩として、
米国の有名企業とNDAを結びという文言があります。NDAとは、受注に向けて、最後の詳細を詰めていく際に締結する秘密保持契約書の略です。
ここの企業についても、IRに確認したところ、日本人誰もが知っているレベルの超大手ということでした。
ここが来期の売上に乗ってくるとかなりポジティブですが(実績という面でも)、まあこれは期待せずに、取れたらいいねと思っておきましょう。
ではバリューネックスがそもそも何をやっている会社なのかということですが、それはこちらのレポートをご確認ください。
恐らく、日本国内に直接のガチンコな競合はいないかと思います。私の調べた限りですと、ただ米国にはちらほらいますが
時価総額30億台まで落ち、一部、掲示板やSNSでは見通しが甘い、下方修正ふざけるなと怒られていますが、私は結構今が、一番投資がかかり苦しい時期だと感じています。
ビジネスのメインが今後米国ということで、試練はあると思います。ただ、過去のブレインパッドやアルベルトを見てますと、AIベンチャーというのは歯車がかみ合いだすと一気に化けます。
少し長い目線で、私はこの会社の成長を見守っていきたいと思っています。