時価総額100億はスタートライン
みなさんこんにちは!
エイチエムです。
本日は、PBシステムズが時価総額100億にタッチをした記念すべき日である一方で、地合い死ねという1日でした。
さて、最近は私は時間を持て余しているため、色んな上場企業のツイッターの公式アカウントを漁っています。意外とツイッターのアカウントを開設している企業は多く、特にマザーズに上場している企業でしたら7割くらいは開設をしている感覚です。
ただ、どこも全然活用できていないんですよ。本当に中途半端で、何のために開設しているのか訳わからんところばかりです。
よくあるのは、プレスリリースをそのまま転載してツイート、自社に関するニュースをただリツイート、そもそも投稿頻度が遠距離カップルのデート並みというやる気のないアカウントが大半です。
ただ、こればっかりは私も分かります。SNSでマメに情報発信するのって、くそめんどくさいんですよ。発信したからといって、売上に直結する訳でもないですし、評価される訳でもないですし、ましてや私がIRでしたら、好きで買ってんだから、損しようが得しようが知ったこっちゃないということで、更新頻度は良くて自社のプレスが出たときに、PRtimesのツイートをリツイートするくらいなんだろうなぁと思いました。
上記のような企業が大半の中、PBシステムズのツイッター運用担当はとてもマメですし、丁寧ですし、スピーディーですし、ユーモア溢れていて、私は率直に尊敬しています。
PBシステムズのツイッターのフォロワーは、私が昨年11月にフォローをした際は、30人もいない状態でした。あれから、約半年で今日時点で674人と約22倍にまで伸びています。(2020/06/15 22時時点)
この伸び方は、アウターブランディングとして、ツイッターを上手く活用できている証拠ですね!
では何故、ここまでツイッターに力を入れているのか、私なりに考えてみました。その答えは
「地場ベンチャーのロールモデルになりたい」
という冨田社長の熱い思いを実現するためだと思います。
PBシステムズの実力でしたら、マザーズで上場し時価総額100億前後スタートという選択も十分可能だったと思います。そうした中で、あえて福証という地方証券取引所からのスタートを選んだ理由は、「地元福岡を盛り上げたい」「地元福岡に貢献をしたい」「地元福岡に恩返しをしたい」という社長の強い思いがあったからだと思います。
そのためには、「福証ダメじゃん、やっぱりマザーズの方がいいのかぁ」とステークホルダーから思われてはいけませんので、企業としてアピールできるところはきちんとアピールし、個人投資家に対して企業の認知度を高めて、クライアントに対してしっかりと価値を提供するというやるべき事に愚直に取り組む必要があります。
こうした背景から、個人投資家と直接繋がることのできるツイッターでの情報発信に愚直に取り組み、その姿勢がが個人投資家の心を掴んでいるのではないでしょうか。
さらにPBシステムズのツイッターで素晴らしいのは、やらされているのではなく、楽しんでいるという点です。
1テーマ140文字以内で伝えるというポリシーがあるようなので、カタカナでの投稿も多いですが、株主とのやり取りも含めコミュニケーションを楽しんでいますよね!
でないと、約7か月で123ツイートなんてできませんよ
これ、平均しますと月に17ツイート以上しているということですからね(笑)
福証に上場したから知名度が低い、認知されないという従来の概念を打ち破って、やることきちんとやっていけば、福証だろうが企業の価値は正当に評価してもらえるということを身をもって証明しているPBシステムズは本当に素晴らしいですね。
自分がもし発注する側のクライアントでしたら、こういう真面目で誠実な企業に依頼をしたくなります。
私は一個人株主として、こうしたIR担当の努力には報いたいですし、引き続き握力を最高レベルにして、見守っていきたいと思います。