【エイチエム亭】IPO企業について考察してみたpart2 for Startups
みなさんこんにちは!
エイチエムです。
昨日に続き、気になるIPO企業について、私なりの考察を書いていこうと思います。
さて、本日はfor Startupsという企業について見ていきましょう!
ちなみに調べていますと、ここは元々ウ〇ルグループという東証一部の人材紹介・派遣を行っている企業の子会社選とメディアという会社の新規事業部門が分社化してできた会社です。
そして、私はウ〇ルグループという会社で内定をもらっており、当時セントメディアの新規事業部門つまり現在のfor Startupの前身の部門へ行く予定でした。なんで蹴ったのだろうか・・・
ということは置いておいて、詳しく見ていきましょう!
for startupのメインの事業内容は、スタートアップやベンチャー企業向けのヘッドハンティングになります。(人材紹介)
特徴は、役員クラスの紹介をするという点です。
下記ページより、実際にどんな人たちの転職を支援してきたか、事例が載っています。大抵はC〇〇という役職クラスの人が多くなっていますね
https://forstartups.com/service/talent-agency/
この事業がメインで、後は新規事業の支援や、大手とベンチャーのマッチング等も行っていますが、ひと言で言いますと、スタートアップやベンチャー企業の成長支援ビジネスを行っている会社です。
主力はヘッドハンティングなので、ビスリーチやリクルートが競合になるかと思いますが、スタートアップ、ベンチャー向けに特化しているという点やSTARTUP DBという成長企業データベースを持っている点が強みだと思います。
では、株価についてですが、恐らく上場時の想定時価総額としては60~70億くらいでスタートするとは思いますが、来年、再来年にかけては、VCの投資環境が悪化すると思いますので、事業環境がやや下向きになるとは思います。
ここ5年くらいが、スタートアップバブルでしたので、六本木、五反田を中心に糞味噌関係なく新しい会社ができ、2億前後の資金調達が簡単にできる環境でした。
そして、資金調達したお金を広告宣伝費に充てていった結果がボチボチ出始める時期ですので、費用対効果が合わず、大して売れずに、追加での資金調達も失敗してボシャンするところが沢山出てくるでしょう。
一時期タクシー広告がバズったのも、B-dashの成功事例を見て始める to Bのベンチャーが増えましたが、恐らくほとんどが見合った効果は得られていないと思います。
ということもあり、スタートアップやベンチャーの採用にかける費用というのが伸び続けるようには思えません。
for startupsの今期の売上は、順調に推移しており、大体昨対比20%くらいの伸びが見込まれていますが、ここ3年くらいが環境が良すぎたというのはあると思います。
恐らく私の予想ですとハウテレビジョンパターンになるのではないかなと思っています。
誰が何を言おうと、人材紹介が売上のメインの会社ではあります。
大手企業と、ベンチャーのマッチングは、eiiconのような特化しているサービスもあるくらいなので、正直厳しいと見てます。
なので、時価総額としては40億くらいに将来は落ち着くと私は予想しています。
ということでこちらも私はスルー案件です。超ど短期狙いの方は一か八かで入るのは良いかもしれませんが、高値掴みからの無理やり長期ポジパターンになる可能性は高いです。
では、また明日✋